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遊びと学び(1)
遊んでいる子は成績が伸びない。これは本当でしょうか?確かに遊ぶことしか興味が無く、他の先人の知恵に興味を持たなければ、成績は伸びません。でも先人の知恵を学ぶきっかけは遊びの中にあるのです。私は自分で言うのもなんですが、物知りの部類に入ります。その理由は、「漫画またはゲームで興味を持つ(きっかけ)→実際はどうなのか調べてみる(学習)」というパターンを繰り返しているからです。私は、映画・漫画・アニメ・ゲームがとても好きです。非常に多くのことが学べます。例えば、海外映画であれば行ったことのない土地の映像が出てきます。その土地の建物や動植物を観察してみてください。極端に寒い地域(シベリア)等の建物は、寒さに耐えるため高床式が多いです。また、壁は分厚く作られています。逆に極端に暑い地域(ジャングル地帯)の建物を見てください。同じように熱を避けるため高床式が採用されています。そして屋根の端に空洞があります。こっちは熱い空気を上から逃がすために作られています。植物に関しても同様で地域の特色が出ます。例えば、松の様な針葉樹(葉が針のように細い植物)が多い地域は雪が多く降ります。雪が積もらないように葉を細くした結果、針葉樹が多く生き残るのです。逆に雪の降らない地域は葉はいつでも生い茂り落ち葉がほとんどありません。これを見るだけでも地域の特性を理解するきっかけになり得ます。また、好きな漫画やアニメのキャラクターのセリフって結構何年経っても覚えていますよね?短いフレーズに人生の重い言葉が詰まっていることも多くあります。『あきめたらそこで試合終了だよ』(出典:井上雄彦著『SLAM DUNK』)や『産めば親にはなれるが道を示さねば師にはなれんのだ』(出典:原作/ONE/漫画/村田雄介『ワンパンマン』)等の心に残る名フレーズが沢山あります。ゲームも同じです。私は『真・三國無双』(コーエーテクモゲームス)のシリーズを通じて三国志を勉強するきっかけにしました。正確には三国志演義と正史が存在するのでここは気を付けるべきですが、学ぶ楽しさを知れたと思います。
大事なのは、遊びを勉強にどう繋げるかです。ただ遊んでいるだけでは、学ぶ姿勢も教養も身につきません。遊びと勉強を交互に行い、勉強内容と遊びで得たヒントを結びつけることでその効果は倍増します。『本気で遊ぶ。本気で学ぶ。』これこそが学習の本分だと私は考えています。
大事なのは、遊びを勉強にどう繋げるかです。ただ遊んでいるだけでは、学ぶ姿勢も教養も身につきません。遊びと勉強を交互に行い、勉強内容と遊びで得たヒントを結びつけることでその効果は倍増します。『本気で遊ぶ。本気で学ぶ。』これこそが学習の本分だと私は考えています。