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科目等履修生という学び方
科目等履修生というものをご存じでしょうか?大学や大学院の授業を正規入学せず、1単位から学ぶことの出来る制度です。全ての大学に存在するわけではありませんし、教育実習等の実習系の科目や演習を含む科目、外国語の科目などの人数の制限がある科目は受け入れていない場合や出身大学の卒業生に限定されている場合が多いです。しかし、この科目等履修生というシステムは近頃注目されている「リスキリング」という意味では非常に有効です。大学を卒業しているが、最新の技術を学びたいという方や何らかの資格の習得に必要な単位を取りたいという方にはとても魅力的な学習方法です。
前述のように、科目等履修生は正規入学とは異なります。大きく異なる点としては、1つ目に履歴書に書かないという点があります。これは前提となる資格(高等学校卒業または同等と認められる学力を有している等)を持っている人が、必要な単位を取るために一部の授業に参加させて頂いているという考え方になるからです。2つ目に基本的には「二重学籍」という概念がありません。通常の学生の場合、複数の大学で学籍を有することは「二重学籍」に該当し、認められません。学校によると思いますので個別の問い合わせが必要になりますが、基本的には正規学生と異なり複数の大学で同時に科目等履修生として学ぶことは可能です。あくまでも、時間的・体力的に許せばということが前提です。これは、1つ目の違いと通じるものがあります。3つ目に学生用の定期券等を購入することが出来ません。これらの3つの違いは、科目等履修生での入学において、卒業(修了)という概念が無いことがその根拠として挙げられます。あくまでも一時的に入学を許可されているだけであり、その身分を保証する場所にはなり得ません。ですので、「履歴書」や「二重学籍」という概念には当てはまらないのです。最後に入学試験が面接試験または書類審査である場合が多いことです。前提となる資格を有しているため、学力は正規入学生と同等であると考えられています。その為、個別の学力試験等が設定されていない場合が多く見られます。ただし、書類審査時に最終学歴における成績証明書の添付等がほぼ必須条件になっています。
このように大学を卒業し、社会に出た後でも学びなおすチャンスがあります。現在の大学生と一緒に授業を受けることで、現代の学生の考え方や生活様式を理解し、ジェネレーションギャップを埋めるという意味でもとても意義のある学びなおしの方法だと思います。
私事の報告になりますが、私も今年から大学に科目等履修生として通うことになりました。そこで学んだ内容を授業に生かす形で発信していければと思います。今後とも家庭教師の帝塚山をよろしくお願いします。
前述のように、科目等履修生は正規入学とは異なります。大きく異なる点としては、1つ目に履歴書に書かないという点があります。これは前提となる資格(高等学校卒業または同等と認められる学力を有している等)を持っている人が、必要な単位を取るために一部の授業に参加させて頂いているという考え方になるからです。2つ目に基本的には「二重学籍」という概念がありません。通常の学生の場合、複数の大学で学籍を有することは「二重学籍」に該当し、認められません。学校によると思いますので個別の問い合わせが必要になりますが、基本的には正規学生と異なり複数の大学で同時に科目等履修生として学ぶことは可能です。あくまでも、時間的・体力的に許せばということが前提です。これは、1つ目の違いと通じるものがあります。3つ目に学生用の定期券等を購入することが出来ません。これらの3つの違いは、科目等履修生での入学において、卒業(修了)という概念が無いことがその根拠として挙げられます。あくまでも一時的に入学を許可されているだけであり、その身分を保証する場所にはなり得ません。ですので、「履歴書」や「二重学籍」という概念には当てはまらないのです。最後に入学試験が面接試験または書類審査である場合が多いことです。前提となる資格を有しているため、学力は正規入学生と同等であると考えられています。その為、個別の学力試験等が設定されていない場合が多く見られます。ただし、書類審査時に最終学歴における成績証明書の添付等がほぼ必須条件になっています。
このように大学を卒業し、社会に出た後でも学びなおすチャンスがあります。現在の大学生と一緒に授業を受けることで、現代の学生の考え方や生活様式を理解し、ジェネレーションギャップを埋めるという意味でもとても意義のある学びなおしの方法だと思います。
私事の報告になりますが、私も今年から大学に科目等履修生として通うことになりました。そこで学んだ内容を授業に生かす形で発信していければと思います。今後とも家庭教師の帝塚山をよろしくお願いします。