ブログ
学び直しの面白さ
「科目等履修生という学び方」という記事に以前書かせて頂いたように大学で授業を受けてきました。経営・情報学分野の勉強では主にシステムエンジニア(SE)関連の授業とプログラミングの基礎的な授業及びマルチメディア関連の授業を受講しました。個人的には、マルチメディア論はとても興味深く思います。メディアと一言で言っても「音楽」・「映像」だけでなく地域的特徴とその波及方法についてなど幅広い分野で考えることが多くありました。初めて知ることや今まで気に留めてなかったことを再度認識する必要がありました。社会人として生活すると自分の仕事の関連分野以外のことは疎くなります。私も例外ではなく、学校の勉強関連が中心となり、時事ネタとしてのニュースは知っていてもその奥にある別の角度から切り込んだことまでは考えていませんでした。例えば、「梅田の地下街は何故入り組んだ構造をしているのか?」という話です。鉄道の発達と都市の発展の関連、法律や権利の問題など都市の発展においては移動手段・近郊の都市との距離・土地の問題等多くの事情がその裏にあります。知っている人から見れば当たり前の話かもしれません。しかし、私は理工学部の化学系出身だったので、地政学的な視点は持っていませんでした。ですので新しい視点を得ることが出来たのはとても面白く感じます。
また、こちらは私の友人から教えてもらった話です。彼は「自己肯定感を上げたかったら、勉強でも運動でも良いからもう一度やり直してみればいい。」と言っていたのですが、その理由が今は理解できます。先に述べましたように私は化学系の出身です。経営学や情報学は門外漢です。しかし、科目等履修生として大学で授業を受けていた6科目(12単位)は全て秀(S)で最高評価でした。これまでに自分が学問として授業を受けていませんが、実生活の上での経験や仕事の上で学んだことがその時に全て活きています。私が大事にしている実体験と学問との融合をその時に自分でも感じました。一度社会に出た後に学び直すことにおけるメリットはそこにあるのかもしれません。
私は不登校の生徒への授業も行っていますが、不登校になった理由が明確な子もそうでない子も共通して感じるのが、「自己肯定感の低さ」です。こういった生徒に対して、一段落前の内容から学び直す方法は非常に有効です。当時は、目の前のことで精一杯という状況でも今はそうではありません。学び直す良い機会と捉えて再度やってみたら良いのです。当時出来なかったことが出来るようになり、自己肯定感は上がります。自信が持てれば、何らかの道は必ず見えます。時間はかかりますが、一番確実に問題解決に繋がる方法だと思います。
これからも家庭教師の帝塚山をよろしくお願いいたします。
(記事は秋季の授業の成績も発表されたため、2024年4月12日に教科数と単位数についての記述を改訂しました。)
また、こちらは私の友人から教えてもらった話です。彼は「自己肯定感を上げたかったら、勉強でも運動でも良いからもう一度やり直してみればいい。」と言っていたのですが、その理由が今は理解できます。先に述べましたように私は化学系の出身です。経営学や情報学は門外漢です。しかし、科目等履修生として大学で授業を受けていた6科目(12単位)は全て秀(S)で最高評価でした。これまでに自分が学問として授業を受けていませんが、実生活の上での経験や仕事の上で学んだことがその時に全て活きています。私が大事にしている実体験と学問との融合をその時に自分でも感じました。一度社会に出た後に学び直すことにおけるメリットはそこにあるのかもしれません。
私は不登校の生徒への授業も行っていますが、不登校になった理由が明確な子もそうでない子も共通して感じるのが、「自己肯定感の低さ」です。こういった生徒に対して、一段落前の内容から学び直す方法は非常に有効です。当時は、目の前のことで精一杯という状況でも今はそうではありません。学び直す良い機会と捉えて再度やってみたら良いのです。当時出来なかったことが出来るようになり、自己肯定感は上がります。自信が持てれば、何らかの道は必ず見えます。時間はかかりますが、一番確実に問題解決に繋がる方法だと思います。
これからも家庭教師の帝塚山をよろしくお願いいたします。
(記事は秋季の授業の成績も発表されたため、2024年4月12日に教科数と単位数についての記述を改訂しました。)