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木村隆良先生の出張実験教室の報告(後編)
最後にロケット発射実験を行って頂きました。この実験だけは液体窒素の実験ではなく、先の燃焼実験の続きという位置づけになります。発射装置にスポンジ製のロケットを取り付けたものを用意し、容器の中に燃料を入れて着火します。これを通常の空気中で行ったものと酸素濃度をある程度上げた状態で比較検証しました。化学反応はその反応速度で名前が変化するそうで、燃焼<爆燃<爆発<爆轟というそうです。特に爆轟は音速よりも早い衝撃波が出ます。秒速3000mくらいらしいです。酸素濃度を上げるとこの爆轟が発生します。先に述べましたようにこの爆轟というものは音速より早い衝撃波が発生します。耳を塞いでいない場合は、音より先に耳を衝撃波で叩かれるので数秒間全く音が聞こえなくなります。FPS等のゲームが好きな人ならば、「フラッシュバン」か「コンカッショングレネード」を閃光無しでくらった感覚と言えば伝わりやすいと思います。数秒間音が聞こえず、「キーン」という甲高い音だけが鳴り響きます。私は写真撮影担当だったためカメラを構えており、耳を塞いでいませんでした。多分、日本国内において普通の生活を送っている人がゲーム以外で聞くことは無いので面白い経験でした。ただ、自分に怪我がなかったのは単に運が良かっただけなので、これを読んで下さる皆様とそのご家族におかれましては、実験中は必ず指導者の指示に従うようにしてください。よろしくお願いします。実験後の授業時に私は前述のように聞こえていなかったため、生徒に爆轟の音とはどういったものだったのかを尋ねてみました。生徒から「高い音(破裂音)がした。」という回答が複数得られえたので、USJで見ることの出来る『ウォーターワールド』や『バックドラフト』の爆音とは異なる音らしいです。こちらはこちらで聞く価値がありますので是非USJで聞いてきてください。
実験教室には本塾の生徒、本塾の卒業生、近隣の方にも参加して頂けました。写真に写っている様に生徒も真剣に実験に取り組んでくれていました。これだけ壮大な実験であっても木村先生の持っていらっしゃるレパートリーの1つに過ぎません。他にもいくつものを種類の実験を展開なさっているようです。このブログを読んで下さっている方には是非、NPO法人『なにわ考房』の木村隆良先生の出張実験会にご参加いただければと思います。実験予定については先生のウェブページに掲載されていますので、是非見て頂ければと思っております。駅前広場やショッピングモールなどどなたでも参加できる場所での活動もしておられます。また、学校側からの依頼であれば、小学校や中学校、高等学校等にも出張で行かれるそうです。2月下旬に北海道の科学館に出張実験で出られていたそうです。そんな忙しい中、来ていただけて木村先生には本当に感謝しかありません。
今後ともNPO法人『なにわ考房』様と家庭教師の帝塚山を是非よろしくお願いします。
(写真は木村先生と生徒の許諾の下で撮影と掲載を行っております。)
実験教室には本塾の生徒、本塾の卒業生、近隣の方にも参加して頂けました。写真に写っている様に生徒も真剣に実験に取り組んでくれていました。これだけ壮大な実験であっても木村先生の持っていらっしゃるレパートリーの1つに過ぎません。他にもいくつものを種類の実験を展開なさっているようです。このブログを読んで下さっている方には是非、NPO法人『なにわ考房』の木村隆良先生の出張実験会にご参加いただければと思います。実験予定については先生のウェブページに掲載されていますので、是非見て頂ければと思っております。駅前広場やショッピングモールなどどなたでも参加できる場所での活動もしておられます。また、学校側からの依頼であれば、小学校や中学校、高等学校等にも出張で行かれるそうです。2月下旬に北海道の科学館に出張実験で出られていたそうです。そんな忙しい中、来ていただけて木村先生には本当に感謝しかありません。
今後ともNPO法人『なにわ考房』様と家庭教師の帝塚山を是非よろしくお願いします。
(写真は木村先生と生徒の許諾の下で撮影と掲載を行っております。)